いつも応援してくださっている皆様、本当にありがとうございます。
今日はマンスリーサポーターの山田味子様から素敵な応援メッセージをいただいたので、ここで紹介させていただきます。
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はじめまして、山田 味子と申します。
最近まで、小児がんや難病などで長期入院をしている子ども達に無料で学習支援を行なっている「オンラン院内学級KAYOUプロジェクト」を周知していただくボランティアをしておりました。
わたしが「暮らしの保健室」を応援している理由は、西先生がnoteで発信されていた社会的処方を知ったのがきっかけでした。
と言うのも、わたし自身が小児期に腎不全で長期入院し、今現在は腎移植をして長年外来でフォローをしてもらっていましたが、常に病気や体調に関する悩みが尽きませんでした。
なにより、わたしの場合は主治医の先生との相性が合わず、持病に関する質問や悩みなど全ての相談が一切できず、一人で日々の体調や病気に関する不安と悩みを抱えて精神的にもどんどん落ち込み、誰にも相談できず何十年もの年月をかけて孤独に追い込まれ、辛く苦しい日々を送る生活でした。
そんな想いを抱えている時、西先生の社会的処方の本と出会い、「暮らしの保健室」の取り組みもされていることを知りました。その取り組みを知った時は「なんて、素晴らしい活動なんだろう」って思いました。
正直、持病のある方もない方も、病院での診察時間を思い出してみてほしいのですが、自分の病気の悩みと不安と質問をどれだけ話せてるんだろう。っと思うのです。
きっと話せている方は少ないと思いますし、もし話せている方も、次から次へ不安や疑問は溢れてくると思うのです。
先生には次の患者さんの診察もあるし、患者側は、こんな些細な質問も申し訳ないと思ったり聞こうと思ったけどタイミンが合わず聞けなかったりすることがあったりなんてことは、あるあるだと思います。
そんな時「暮らしの保健室」のような場所があれば、どれだけ心強いだろう存在だろうって心底思います。
例えば、「今、薬の副作用で辛いんです・・・」と言う悩みがあったとして、変更はできないけど、その気持ちをゆっくり聞いてもらえたり、一緒に寄り添って頷いてもらえるだけで、心は安心するし、落ち着くし、なにより「孤独」が和らぐ、防ぐ一歩になると思います。
悩みを相談したのは「薬の副作用が辛い」だったかもしれませんが、それをゆっくりお話しするとそこから派生する別の日常生活の背景の悩みだったり、苦しみだったりが見えてきて話すきっかけができると思います。
その心に留めていいることを吐き出せる場所が自分のセーフティネットの一つであり、そこがまさに西先生のされている取り組みで、何気ない繋がりの大切さを感じずにはいられません。
友人や家族にはなかなか言えないけど、「暮らしの保健室」だったら安心してお話しできる方もたくさんいらっると思いますし、そんなに深い話ができなかったとしても「暮らしの保健室」に来たら、「ひとりじゃない」と思える空間だと思います。
ここへ行ったら、来たら「なんだか、安心する」
心がしんどい時、休憩しに「保健室」へ行こうかな。っと思える場所があるってとっても助かりますよね。
反対に、もし自分が病気でなくても「家族が病気なって自分ができることはないか?」と不安に思った時も、間違ったネット情報を得るよりも、「暮らしの保健室」へ相談する方がよっぽど安心かもしれません。
患者さんだけでなく、患者家族も何気なく利用できたり、相談に乗ってもらう手段として利用できると思います。
そして、きっと病気がある方にとっては、自分の持病の専門分野の先生でなくても、日々の暮らしているまちに、医師や看護師、臨床心理士さんなど高い専門性のある方に、気軽にアドバイスや、心に寄り添ってもらえるだけで、大きな安心感に繋がると感じます。
病気と共に生活していく、病気と共に背負って生きていく、、、それは、とてつもなく不安で心細く苦しみを抱えながら生活を送っている人が多くいると思います。
心がしんどい時、休憩しに「保健室」へ行こうかな。っと思える場所があるってとっても助かりますよね。
そして、大きな病院さんの主治医の先生にとっても、とても良い相互作用が生まれるんじゃないかと思いました。
主治医の先生としても、相談できる場所もあるんだなと先生側も安心に繋がるのではないのでしょうか。
また、様々な病気の方が利用されたり、来られたりする「暮らしの保健室」には、たくさんの感情で溢れ、暮らしのなかに人生が共にあって、利用者の方と、時には共に歩み、温もりある空間で、かけがえのない居場所なんだと感じました。
病気があってもなくてもですが、「居場所」がなくなった時に、孤独と孤立に追い込まれてしまいます。
そんな大切で必要とされている「暮らしの保健室」の運営の危機があると言うことで、自分がもし居場所がなくなったらと考えると、とても悲しいですし不安になると思います。必要としている方がいる限り、この素晴らしい取り組みを今後も応援していきたいですし、むしろ、全国でも増えていったら嬉しいのになあと切に願い、ささやかながら応援しております。
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引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。