一般社団法人プラスケアは2023年4月、武蔵新城に新拠点を設立します。
そのうち、私たちが新拠点で実現したい要素は3つ。
※1つ目、2つ目は過去の投稿をご覧ください
3つ目は「③社会的処方を実践していく拠点へ」。
「薬で人を健康にするのではなく、地域とのつながりを利用して人を元気にする仕組み」、社会的処方。1980年ごろイギリスで発祥した社会的処方は、2020年~2022年には日本政府の「骨太の方針」の中で、孤立・孤独対策の手段として明記され、いま日本中でその実践が模索されています。
プラスケアでは2018年4月に日本で初となる「社会的処方研究所」を立ち上げ、世界の社会的処方の情報を集め、学びを深める場として運営してきました。
新拠点ではこの社会的処方を川崎で実践に移していきます。具体的には、中原区内を中心に「興味深い活動」をしている方々を訪ねる「まちの引き出し」や、暮らしの保健室を訪れた方々に対して市民活動をご紹介したり、一緒に活動を作っていくなどの実践を行っていきます。そして、ここでの実践を日本そして世界に向けて発信していくことで、川崎を社会的処方における「日本一のモデル地域」としていきます。