こすぎ発酵倶楽部:日本酒を楽しむ!

発酵食品の健康効果がいま、世界中で注目されています。

+Care Projectが提供する、「こすぎ発酵倶楽部」では、そんな発酵食を、美味しく楽しんで学べるワークショップを開催していきます。

 

第2回は、MealinkGroup総代表、 ウイメンズ日本酒会代表 望月祐佳(もちゆか)先生をお招きして、「女性でも楽しめる!ぬか漬け&日本酒の会」を開催しました!

 

望月先生は、以前に心身のバランスを崩した際に、 心と食の関係に関心を持ったことをきっかけに、 20歳で自らを完治させる過程で様々な食療法を学んだのだそうです。

 

そして現在は、総合商社会社で会社員として勤務しながら、 夜間や休日を利用し「野菜食・日本酒」をキーワードに活動をしていらっしゃる、とてもパワフルな女性です。

望月先生持参のウェルカムボード
望月先生持参のウェルカムボード

最初に、企画側の西(医師)から、+Care Projectおよび「こすぎ発酵倶楽部」の説明をしたあと「酒と健康」についてのミニ講座がありました。

ここでは、耳の痛い話・・・あまり酒を飲む前には聞きたくないだろう話・・・を、あえてさせていただきました。

 

まず「酒は百薬の長」という言葉。

日本の健康づくりの指針でも、タバコは禁煙という一方で、酒は適量、と示されています。

しかし、その「適量」というのが日本酒でいえば1合未満、最近の研究ではさらに少ないほうが良い、という結果(他のサイトへ飛びます)も示されており、「百薬の長」という言葉を言い訳にして酒を大量に飲むのは控えたほうがいいということになっています。また、毎日の飲酒習慣はアルコール依存症のリスクにもつながり、健康だけではなく社会的な問題・家庭の崩壊にもつながりかねません。

ただ、かといって人生の楽しみのひとつであるお酒を、まったく飲むな、というのもどうでしょう。人間は、健康になるためだけに人生を生きているわけではないですよね?幸福を追求するために生きるのであれば、健康はそのための手段のひとつなのです。それを逆にするべきではありません。こういtった、「健康至上主義」の考え方を「ヘルシズム」と呼ぶこともあります。ヘルシズムにとらわれて、人生を制限ばかりするのではなく、正しい健康情報をきちんと理解して、その上で楽しく生きていくためにその情報を利用してほしいと思います。なので、お酒に関していえば、

「なるべく少ない量を」

「毎日ではなく」

「楽しんで付き合う」

というのが良いのだろうと思います。

 

(なお、当日の講義の中では「1滴も飲まないほうが良い」という話もしたのですが、その根拠となる論文が見つけられず、当方の勘違いであったかもしれません。2015年の論文と思いますので、後日その文献を発見しましたら供覧・記事訂正しますが、1999年~2014年の多くの研究では「少量であればよい」ということで、根拠が不確かな発言をしたことをお詫びいたします)。

 

そして、望月先生の講義は、まず「ぬか漬け」のお話から。

「ぬか漬け」も発酵食のひとつになるのですが、「ぬか床」というと「準備や管理が大変!」「臭いがつきそうで嫌!」という声があがりそうですよね。

そこで当日は「ぬか床1年生」という、比較的簡単にぬか漬けを始めて、管理ができるキットをご紹介いただきました。

 

(購入はこちらから

 

ぬか漬けと言えば、キュウリなどが定番ですが、この日はパプリカやニンジン、アボカドなども試食としてご用意いただきました。

アボカドのぬか漬けは初めて食べましたが、くせになる味ですね!

他にも、干しシイタケやウズラのたまごなどもおいしいとのことで、参加者からも「他にもこんなものを漬けてみるのはどうか」と質問が飛んでいました。

 

その後は、お待ちかねの試飲タイム!今回、7種類+1種類(企画側からの差し入れ)の日本酒を楽しむことができました。具体的なラインナップとしては、

【埼玉県】石井酒造株式会社

 新酒無ろ過生原酒 荒ばしり

【島根県】一ノ宮酒造株式会社

 石見銀山(特別本醸造)

【群馬県】永井酒造株式会社

 水芭蕉(純米生原酒)

 水芭蕉(純米吟醸酒)

 水芭蕉(純米辛口スパークリング)

【新潟県】株式会社宝山酒造

 花美酒(はなみざけ)吟醸生原酒

 コシヒカリ純米吟醸

【秋田県】

 やまとしずく(純米吟醸)⇒企画側からの差し入れ品

でした。

 

水芭蕉スパークリングはウェルカムドリンクとして、他の7種類はそれぞれ好きなものを好きなだけ、というスタイル。一番人気があったのは「花美酒」でしょうか。かなり早めになくなってしまいました。

 

ちょと変わり種としては宝山酒造の「コシヒカリ純米吟醸」でしょうか。一般的には、酒造りに使うコメは山田錦や五百万石といった「酒造好適米」を用いるのですが、そこをあえてコシヒカリのような飯米でチャレンジしたお酒。ややクセがありましたがやわらかく飲みやすいお酒でした。

 

個人的には、水芭蕉純米吟醸が、もっともバランスがとれていて美味しかったです。石見銀山は、本醸造らしくすっきりしており、初心者ならこちらがお勧めかなー、と。

そして最後は、バレンタインデー前日ということで、酒粕を使った「生チョコ」を披露頂きました。

動物性の原料を一切使用していない、ということでしたが、とても濃厚で美味しい一品でした!

 

今回の発酵倶楽部では、お酒との正しい付き合い方、そして楽しみ方まで幅広く学べたのではないでしょうか?

今回、ご参加いただいた方々、本当にありがとうございました。残念ながら機会を逃してしまった方も、また次の機会をお楽しみにお待ちください。