なかはらびと:004 メガネのオーサカ 大坂亮志さん 第1部

「なかはらびと」は、武蔵小杉を中心とした中原区・川崎市において、様々な分野で活躍されたり、興味深い活動をされている方へ、+Care projectのコンセプトテーマに関連したインタビューを行う企画です。

 

「なかはらびと」第4回は、武蔵小杉エリアで40年前から、お客さんの個性や環境に最適のメガネを提供し続けている「メガネのオーサカ」の大坂亮志さんにお話を伺って参りました。メガネをかけないと、さらに目が悪くなるのか?という疑問についてもお話を聞いてみました。

インタビュアー:西(西)

回答:大坂さん(大)



西:今日は、メガネと健康、というテーマ…だけではないんですけど、いろいろとお話を聞かせてください。まず、私が以前にかけていたメガネは、使っているうちにすごく目が疲れて、メガネを使わなくなった時期もあったんですけど、大坂さんからみてメガネを選ぶコツとか、そういうのがあれば教えてください。


大:選び方というか、まず「ここが信頼できるメガネ屋か」っていうのを、見極めることが大事ですね。

安売り店もあればコンセプトショップと言われるおしゃれなフレームに特化しているお店、デパートに入っているような高級店、またうちのような町のメガネ屋などいろいろなメガネ屋がある中で、事なのはやっぱり「人」だと思います。


技術があったとしても、自分の要求している見え方を引き出してもらえるとは限らないからです。格安店は基本的に単価が安いので、コンサルティングというよりも「何人さばくか」にメインをおいている気がします。検査に1人30分かけてということは絶対にないです。もちろんそれでも良い人もいれば、それだとダメな人もいます。目の疲れ方や見え方には個人差があるから、例えば、強めの度数のメガネをかけていても「全然いいよ」という人もいれば、「疲れてかけられない」という人まですごい幅があります。


まずはいろいろなお店に行ってみても、すぐに買わないで、いろいろ質問して、この人だったら自分が困っていることとか、もやもやした思いみたいなものをうまく解決できそうとか、そういう自分の納得がいく心の琴線に触れるような返答をしてくれたら、そのお店で買おうといったように選んでほしいかなと思います。良いお店の店員さんは質問に対してかならずしっかり答えてくれるはずです。


西:なんだか医療と似てますね。


大:似てると思います。うちの業界は「半医半商」って言われてて。医療というとおこがましいけど、お客さんに寄り添って、目の視力をちゃんとキープして、なおかつ快適にしましょうというところと、商売のところと両面あります。そういう意味においても、信頼できる人を探すというのが一番ベストなのかなと思います。


西:なるほど。あと、メガネに関する疑問っていろいろあると思うんですけど、例えば近視とかでメガネかけなくてもギリギリ見えるっていう人って、やっぱり普段からかけていたほうが視力にとっていいのか、それともなるべくかけないほうがいいのか、ってところはあるんでしょうか。


こども用のフレームも充実
こども用のフレームも充実

大:それはその人次第ですね。

近視のメガネかけていて目が悪くなるということは絶対にないし、目に異常が出ることもない。その「見えない」という状態で問題ないなら、かけないとならないというわけでもないです。近視の場合は「かければ見える、かけなければ見えない」、これだけ。

車を運転する職業の人とかの場合は、さすがに「運転するときはかけてくださいね」とは言いますけど、基本的には本人の自由ですね。


西:どっちのほうが目が悪くなるっていうことはないんですね。


大:あんまり因果関係はないと言われています。お子さんはちょっと別なので、あくまで大人に関してだけ言えばですが。

基本的には、近視とか遠視になるメカニズムは、眼球を輪切りにして横から見た時に、眼球の形が縦長になれば遠視だし、横長になれば近視。カメラのフィルムにあたる網膜に焦点があわないとボケて見えるのですが、それをレンズを目の前に入れて焦点のあう位置を網膜上にもっていっているのがメガネです。

ただ、遠視の人はちゃんと度数合わせないと疲れやすいです。遠視の人は、本来であれば近くにピント合わせるために使う目の筋肉を、遠くをみることで相殺できるんだけど、それで手元の近いところばかり見ているときは、普通の人より多くの力を使って見ていることになるので、メガネをかけてその負担を減らしたほうがほうがいいと思います。


西:メガネはレンズとフレームからなっていますが、フレームによっても大きく違いがありますか?


個性的なフレームもいろいろあり試したくなります
個性的なフレームもいろいろあり試したくなります

大:メタルフレームだと、溶接の仕方とかメッキを何層貼っているかとか、もっと難しいことをいうと、金型を何個使ってフレームを仕上げたかで変わってきます。金属を形作る過程で金型を使うのですが、例えば細くて、強い金属を使って、なおかつ柔らかい感じを出して、というふうにやろうとすると仕上がりの良さは一目瞭然ですが、それなりにコストがかかってきます。


プラスチックフレームですと、かっこいいフレームはイタリア製のプラスチック生地を何層も貼りあわせたり、油圧プレスでプラスチックを曲げたりして、デザイナーが描いた自由なデザインをしっかり製品に落とそうとすると、製造工程もより複雑になってきます。当然完成品となったメガネも量販店のものより高くなります。


それに対して格安店などでは、成型樹脂のフレームが多いのですが、それはコストが安いからなんです。型に樹脂を流し込んで作るので工程も少なく安価で作ることができます。しかし、素材的にまったく調整できない。例えば、耳の高さが左右ちょっと違うとか、鼻の形がずれている人などが調整できないメガネをかけると、常にメガネが曲がった状態で顔にかかるので本当に格好悪いです。

そのデメリットは当店のポリシーでは到底容認できないので、仕入れることは可能でも仕入れません。もちろんそういう安価なメガネを何本も持っていろいろかけ替えたいというニーズが市場の中にあるのはわかりますので、それを否定するわけではないです。ただ、それがメガネのすべてだとは思ってほしくないというのはあります。


西:でも、そういった耳とか鼻のズレって、買った直後はきっとわからないと思うんですよ。そういうのって長くかけていれば、段々と気づいたりしてくるもんなんですか。最初に僕が質問したみたいに、それで疲れてくるとか。


大:かけ具合で疲れる方もいれば、度数で疲れる方もいます。うちはフルサービスのメガネ店なので、お客様から指摘があればその原因を1個1個探ります。かけ具合は直した、でもそれだけではその場でわからない人も多いから、これで2、3日様子見てもらっていいですかって。それでよくなればそれでいいし、よくなければまた来ていただいて、今度は度数を直してこれでやってみませんかと。

そうやってその人の見るクセのようなものを理解して、やっときちんとしたメガネになるという人もいらっしゃいます。最初の購入の時点で合う人がほとんどなんですけど、そこまで深追いするかどうかで、店によっては「そこまで言うなら、もう眼科で処方箋をもってきてください」とか「これでいいんです」と押し切っちゃう店員さんもいるだろうし。


西:そういうところも医療と似ていますね…。


(第2部につづく)


今回インタビューしました「メガネのオーサカ」さんも加盟する「武蔵小杉駅前通り商店街」では毎年6月・12月の第2日曜日に「もちつき大会」が開催されます。


今年は6/14の日曜日、10時ころから開催です。

この「もちつき大会」に合わせて、+Care Projectでは医師・看護師を中心とした「健康相談」を行います。


★ 日頃ちょっと悩んでいること

★ 病院に行くほどではないんだけど聞いてみたいこと

★ テレビでこんなこと言ってたけど、あれって本当なの?


といったことまで、何でもお聞き下さい!また、健康相談の他にも、絵本の読み聞かせや抽選会、ハンドマッサージなどその時々で様々な企画をご用意しています。詳しくはこちらをご覧ください。

また、当日会場周辺では「もちと健康」に関するリーフレットも配布します。もちはどう健康に良いの?ということから、これからの季節の過ごし方まで、ちょっとためになる情報がいっぱいです!

おもちは毎年14時~15時頃には売り切れてしまいますので、皆様お早めにお越し下さい!



メガネのオーサカ 武蔵小杉店

http://www.megane-osaka.jp/

神奈川県川崎市中原区小杉町3−426

TEL : 044-722-4262

定休日:なし

営業時間:

平日 10:00 ~ 20:00

日曜・祝日 10:00 ~ 19:00


メガネのオーサカ 武蔵新城店

神奈川県川崎市中原区上小田中3-23-32

TEL : 044-797-0553

定休日:日曜・祝日

営業時間:9:00 ~ 18:00