
発酵食品の健康効果がいま、世界中で注目されています。
+Care Projectが提供する、「こすぎ発酵倶楽部」では、そんな発酵食を、美味しく楽しんで学べるワークショップを開催していきます。
第3回は、中華麺点心師の、石川のり子先生をお招きし、カクテキ手作り体験を開催しました!

今回はフードハウス大野屋さんの3階をお借りしての教室でした。
今日のメニューは
・牡蠣の炊き込みご飯
・チャプチェ
・大根キムチ(カクテキ)
・わかめスープ
・チャンジャ風イカ塩辛
でした。

まずはカクテキの材料となる大根を切っていくところからスタートです。
立派な大根を前に、
「1人大根1本ずつカクテキを作って持ち帰ります」
の説明に驚きの一同でしたが、塩を振って水分を抜くとだいぶかさが減るのだそうで一安心。
切った大根を袋に入れて、砂糖を入れて20分、塩を入れて40分置きます(本当は一晩くらい置いた方が美味しいのだそう)。

キムチのもとは、にんにく・ショウガ・唐辛子・すりおろしたリンゴ・ねぎ・セリなどで作りますが、もうひとつ欠かせないものがこちら「アミの塩辛」です。
そのまま食べるとかなり塩辛いですが、これを入れることで味が決まるのだそう。
近隣では売っていないので、自宅でやる場合はネット上で買うか、新大久保まで出向かないと難しいかも、とのことでした。

こちらは先生お勧めの「酒のアテ」、チャンジャ風イカ塩辛。
市販のイカの塩辛のタレ部分をきって、カクテキを作るときに作ったキムチたれと和えるだけ。
簡単に作れて、お酒も進みそうなメニューでした!

みなさんがカクテキを作っている間に、石川先生がチャプチェ作りの実演。
お店で出てくるものを見ると、春雨と具材が全部炒めてあるように見えますが、実際には「和え物」なので、春雨をゆでながら、別に具材を炒めて、合わせて和えながら味を調えていきます。

日本の春雨でも代用できますが、やはり韓国春雨を使って欲しいとのこと。
他に、写真は紹介できませんが「牡蠣の炊き込みご飯」も美味しくでき、ご飯にかけるタレがまた絶品!
醤油・ごま油・にんにく・ネギ・にら・シシトウなどを混ぜ合わせたタレなのですが、ご飯だけではなく冷や奴とかにかけてもいけそうな「万能タレ」でした!

全員での試食を終え、最後に、作っておいたキムチたれと、出てきた水分をきった大根を混ぜ合わせてできあがり!
1週間くらいで熟成し、食べ頃になります。
今日は作ったものをその場で食べることはできないので、先生が事前に作ったものを試食させていただきました。
思ったほど辛くなく、やさしい味と酸味で、とても美味しかったです。
参加者のみなさんも、来週が楽しみですね!

「こすぎ発酵倶楽部」は今年度はこれが最後、ということで、これまでの参加者の方々をお招きしての懇親会を開催しました。
10名以上の方にご参加いただき、今回の教室やワインの話、マンションの話などで盛り上がりました!
今後も、今回の第1回で作った味噌の試食会+αを8月頃に開催したり、来年の1月からはまた味噌造りや新たな発酵食品のご紹介などの企画を立てていきたいと思っています。
また、4月以降も「こすぎ発酵倶楽部」にご期待下さい!