
+Care Projectが提供する「こすぎ美人教室」は、「美+Care=内面から健康的に美しくなること」、をテーマに「運動」「食」「睡眠」の視点から、生活を見つめなおす3回のレッスンです。
「カラダのメンテナンス方法を知り、年を取りにくいカラダを作る」
「女性のカラダを知り、体調のくずれを予防できるようになる」
を目標に、11/21から開講となりました!
12/12の第3回は、「あなたの食を見直そう!内面からキレイになる食とは」というテーマで、マクロビオティックインストラクターの村上真木先生をお迎えしました。

村上先生は、二人目のお子さんの出産を機にマクロビオティック(マクロビ)に出会い、大田区にあるマクロビ料理教室G-Veggieに入校。
マクロビオティックインストラクター資格を取得し、元住吉のidacafeにて週1回、元住吉マクロビカフェmokumokuを主宰されていました(現在はお休み中)。
もちろん、食はマクロビだけではないのですが、今回はマクロビをテーマに食に対する考え方を学ぼう、というテーマでした。

「マクロビオティック」と聞くと、欧米発祥のものかと思われるかもしれませんが、実際には日本人の桜沢如一先生が考案された食養生法です。
Macro ・・・ 大きな視野で、長く、壮大に
Bio ・・・ 生命、生きることそのもの
Tech ・・・ 技法
→大きな視野で、生命を尊重し、生きる技法
で、イメージは「伝統的な日本食」。玄米ごはんを中心に、味噌汁や旬の野菜のおかずを加えるのが基本。
マクロビと聞くと、なんだか食事制限とかも厳しそう・・・と思われるかもしれませんが、実際にはそこまで厳格にやる必要はなく、マクロビの考え方を取り入れて食を改善していけば、結果的にカラダが整い、結果的に肉類、卵、乳製品をあまり欲さなくなるんだそうな。

マクロビオティックの3大原則は
・バランスをとる(陰陽調和)
・丸ごと食べる(一物全体)
・地元産を食べる(身土不二)
です。
このレポートではその詳細について説明はしませんが、講義ではこれらのポイントについてとてもわかりやすくご説明頂きました。

そしてお待ちかねの試食タイム!
今回は、砂糖、乳製品、卵を不使用のマクロビスイーツと、3年間熟成させた「三年番茶」を試食しました。
スイーツの甘みは、酒粕やバナナなどを使用し、砂糖を使わなくてもほどよい甘みで、とても美味しかったです!

参加者の方々も、試食のついでに他の参加者の方々と談笑もできて、交流の意味でもとてもよかったのではないでしょうか。
会場からも「おいしい、おいしい」の声があがっていました。
※本来は会場は飲食禁止のため、試食コーナーにシートを敷き、その上で食べて頂くようにしました。
さて、今回はマクロビを取り上げましたが、ルールを守る、ということにとらわれないことは、どの食養生法でも大切なことで、のめり込みすぎるとかえって自分や周囲を苦しめる結果になります。
例えば厳格にやり過ぎて栄養失調になったり、逆に体質を偏らせたり、精神的に苦になったり、では本末転倒。
玄米についても、最初から玄米だけに全部変えるのでは無く白米との混合食としたり、肉・卵も我慢しすぎない範囲で、というところから始めてみる(健康に育てられた国産の豚や鶏、卵を選ぶのがベター)。
もちろんマクロビだけが食ではありません。薬膳や、現代栄養学など、食に関する考え方は多種多様で、中には相反する内容もあります。
※例えば、マクロビでは動物性タンパクより植物性タンパクが中心ですが、リハビリ栄養という考えではしっかり肉からタンパク質を得ましょう、と教えます。
基本は、きちんとした食を、バランスよく、楽しんで食べること!
ということで、こすぎ美人教室から皆さんへのメッセージ
・ 安全・安心な食を選び、バランス良く食べる
・ 甘いもの、ジャンクフードの取りすぎに注意
・ タンパク質を十分にとり、適度な運動を!
・ ゆっくり食べる、よく噛んで食べる
ということで、「食」そのものを見直すきっかけになってくれれば嬉しいです。

そして12時、今年度の「こすぎ美人教室」全ての課程が修了いたしました。
卒業記念として、3回とも皆勤頂いた方にはオムロンヘルスケア様ご提供の「婦人体温計」が贈呈されました。
※婦人体温計は12/14のもちつき祭りでも、抽選で手に入れられるかもしれません。
こすぎ美人教室は、来年も姿を変えて開催される予定です。
今回参加した方ももう一度、参加できなかった方は次回に是非、お越し下さい!