なかはらびと:002 コスギカレー 奥村佑子さん【第2部】

愛犬の茶豆くんと。
愛犬の茶豆くんと。

「なかはらびと」は、武蔵小杉を中心とした中原区・川崎市において、様々な分野で活躍されたり、興味深い活動をされている方へ、+Care projectのコンセプトテーマに関連したインタビューを行う企画です。

 

「なかはらびと」第2回は、新丸子・武蔵小杉エリアで「対話式カレー屋」である「コスギカレー」の奥村佑子さんにお話しを伺って参りました。前回に引き続き、コスギカレー流カレーのこだわりや、スパイスと健康について、そしてこれからこのまちで何をしていこうというのか、という部分をお伺いしました。


インタビュアー:西(西)

回答:奥村さん(奥)


西:では、カレーのことについてもお聞きしたいんですけど、実際食べてみるとかなりスパイスが効いていて、食べた後に汗が吹き出るような感じなんですけど、どういったものを使われているかとか、奥村さんなりのこだわりとかはいかがでしょうか。


チキンカレーと今週のカレー全てが楽しめる「トリプルがけ」
チキンカレーと今週のカレー全てが楽しめる「トリプルがけ」

奥:スパイスに関しては、オリジナルチキンカレーでは7種類を使っています。


チキンカレーはうちの看板メニューで、それ以外2種類は毎週カレーが変わっていく創作のスタイルです。チキンカレーに関しては初期から段々進化はしていて、良くも悪くも万人受けする方向に行っています。


初めはもうちょっととんがった、インド寄りの味だったんですけど、スタッフとか、関わってくれるお客様とかの意見を吸い上げて、オリジナリティはありながらも、食べやすくなっていったのが今の形です。


スパイス的には、最初にクミンを使って、それで玉ねぎを炒めていくというスタイル。たぶんインド系のスタイルと同じですが、そこにニンニク・しょうが入れて、トマトをたっぷり入れて。

 

ちなみに玉ねぎはフードプロセッサーは使わず、すべて手切りしているのがこだわりです。

最初フードプロセッサーを使ってたんですけど、玉ねぎって、あの切っていて「目が痛くなる」成分が甘みの成分なので、逆に一番甘くて美味しいものにするには、よく切れる包丁で手で切って目が痛くならない調理をすればよいんですよね。目が痛くなるのは甘みの成分が飛んでるってことで、フードプロセッサーだと玉ねぎの組織がつぶれて甘みが飛んでしまう。

だからいまは全部手切りです。毎日10キロ分の玉ねぎを丁寧に手で切ってるんですが、涙は全くでません!!あとチキンカレーの特徴は、水を1滴も使っていないということです。

 

毎週変わるメニューが楽しい
毎週変わるメニューが楽しい

西:水を使っていないんですか!


奥:そうです。玉ねぎやトマトから出る水分で仕上げています。

あとスパイスで言うと、ターメリック、ブラックペッパー、カイエンペッパー、コリアンダー、チリパウダー、ガラムマサラ。クローブとかカルダモンとかは使ってないですね。使うとインドカレーっぽくなってしまうんで、チキンカレーに関してはそんなところです。

その代わり、他の創作カレーではあえてスパイスとんがらせたり、荒々しくしたりだとか、そっちでスパイス的だったり薬膳みたいにしようというときもあります。

 

スパイスでの健康的なことを言うと、私カレーが相当好きなんですけど、風邪を全然引かないですよ。カレー好きなひとはそういう人が多いですよ。

もちろん薬じゃないからわかんないんですけど(笑)。あと、最近お客さんで「具合が悪くなったら来る」という方が数人いらっしゃいます。

風邪の引きはじめとか、二日酔とか、そういうときに来て、カレー食べると治る、みたいな。ノドも痛かったりすると「スパイス大丈夫かなー」とか思うんですけど、お帰りの時に「大丈夫ですか?」と聞くと「何が?あ、治ってるかも!!」みたいなのが結構あるんで。


西:じわーっと汗をかいたりするのが結構良いのかも知れませんね。クミンは薬膳的には消化促進の効果がありますし、唐辛子(細辛)やショウガ(生姜)もからだを温める作用があります。コリアンダー(香菜・パクチー)も風邪の引きはじめなどによく用いられますし、ふさぎこんだ気分をスッキリさせてくれる効果もありますね。


奥:二日酔にいい、っていうのもターメリック=ウコンなのでそういうのもあるのかなと。だから、酔った後に「シメのラーメン」ではなくて「シメのカレー」のほうがお酒残らないんじゃないかって、思ったりします(笑)。


西:最後に、このお店を通してでもいいんですけど、武蔵小杉とか新丸子とかこのまちが、どういうふうになっていけばいいか、というところはいかがでしょうか。


奥:私にできることで言うと、「カレー」というアイテムがあって、しかもそれを「対話式カレー屋」というコンセプトで動かしていく中で、引き続きコラボをやったりとか、イベントなど面白いことを企画し、お客さんを巻き込んで、みんなとコミュニケーションをとりながらお店として成長していきたいっていうのがあります。

「このまちのひとに育てられたから、こういう色のこういうお店になりました」っていう感じで。


5年・10年経ったときに「こういう面白いお店あるんだよ」っていうのを、自分のまちを紹介するときに言ってもらえたらそれって一番幸せなことだと思うので、でもそれはみなさんが作ってくれたんですよ、っていうのも含めて「対話式」にしたいんですよね。

自分も体験しながら、このまちの人たちとしつこいくらいに関わりながら入り込んでいきたい。

twitterとかでも「どんなカレーが良いですか?」「こんなの作ってみましたよ!」とか出していって、気軽に話しかけてもらえる仕組みとか、そういうのを引き続き作っていきたい。


あと、カレーに限らずになんですけど「武蔵小杉の名物」みたいのを作りたいなと。うちがどうのとかじゃなくて、今このまちで生きている人達と一緒に。


お店に来てくれた子ども達が描いた絵も店内に飾られている。
お店に来てくれた子ども達が描いた絵も店内に飾られている。

いまの子供達、ここで生まれ育った子供達って、武蔵小杉「出身」の、ここが“ふるさと”になるんだよなーって。

私とかは全然知らないところから来て、面白い人たちがいる、面白い活動やってる、面白いお店があるっていうところで本当にこのまちを選んで良かったなと思うんですけど、それがそのまま「ふるさと」、っていうのがいまの子供達。


うちのお店、小さい子供達もよく来て下さるんですけど、絵を描いてくれたりだとか、一緒にいっぱいおしゃべりして遊びます。「この子達、大きくなったら『こういうところで大きくなったんだよ』ってなるんだよなー」って思うと、その時間も楽しいものにしたいなって。

自分が小さい頃の記憶に残っていることも、やっぱりまちでのイベントだったりするし、子供達には「このまちって子供時代も面白かったよね」っていうのが残ればいいなっていうのを最近よく思います


西:それってすごく面白いですね。生まれ変わろうとしている武蔵小杉のまちで、新たに生まれて育ってきた子供たちにとって、ここが「ふるさと」になれるかどうか「住み続けたいまち」になれるかどうかは、私たち一人一人の活動にかかっているのかもしれませんし、彼らに「未来をつくる方法」を教えていくのも私たちの仕事でしょうか。

お忙しいところありがとうございました。これからも、奥村さんの活動に期待しております!



10月25日(土) 21時~ 

テレビ東京「アド街ック天国」は我らが街"武蔵小杉"特集

今回インタビューにご協力頂きました「コスギカレー」さんも出演の予定です!

是非、ご覧下さい!


【WALK&GETの告知】

+Care Projectでは、活動量計をつけて運動を頑張っている方へ、消費したカロリーや歩数の条件クリアで、地域で様々なサービスを受けられる「WALK&GET」の取り組みを10月末から開始します!


第1弾は今回インタビューにご協力頂きました「コスギカレー」さんにて、2014年10月26日~11月23日まで開催!

 

 特典は「ご飲食800円以上で お会計から 100円引き」となっております!


特典を受けられる条件など、詳細につきましては、こちらのページにてご確認下さい!


〒211-0004 川崎市中原区新丸子東2-897−11 ラポール新丸子102

電話:044-571-7186

営業時間:火 - 土: 11:30 ~15:00/ 17:30~22:00、日: 11:30 ~ 15:00