社会的処方研究所

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「暮らしの保健室」に持ち込まれる悩みの中には、医師からの処方箋や医療制度では解決が難しい問題が多々含まれています。

例えば

「家族が認知症で自宅から出られず、鬱々としている」

「がんという病気を抱えて、どうやって生活をしていけばいいのか困っている」などなど。

 

イギリスにはこういった「既存の医療の枠組みでは解決が難しい問題」のための仕組みがあるといいます。それが「社会的処方」。社会的処方とは、医師が薬を処方することで患者さんの問題を解決するのではなく、「地域とのつながり」を処方することで問題を解決するというもの。例えば、認知症が進み家に引きこもっている方は、もともと自動車整備の仕事をしていた方なので、そういった作業のボランティアを求めていたグループとつなげてみる、いうこと。

 

イギリスではこの社会的処方を一元管理している「Single Point of Contact(SPOC)」という組織があり、対象となりそうな患者がいた場合、医師がSPOCを紹介し、SPOCが「社会的処方」を紹介するという流れがあります。この仕組みを日本でも導入していくため、一般社団法人プラスケアでは「社会的処方研究所」を立ち上げることを企画しました。

「社会的処方研究所」は、日本におけるSPOCとなり、その提供の場として「暮らしの保健室」とつなげていく役割を果たすことを目指すものです。

 

社会的処方研究所のしくみ

【社会的処方研究所の3つの機能】

社会的処方研究所の3つの機能

・Research

・Factory

・Store

について簡単にご紹介します。

 

 

Researchは、まちなかに出て情報を集める(フィールドワーク)。インターネットなどで調べてみる。有識者の先生の話を聞いて勉強する。つまり、ここは例えるなら町中に眠っている「お宝」を探しに行く活動です。

 

Factoryでは、Researchなどで集めた情報を元に、みんなで集まってワークショップを行います。例えば「認知症」や「ダブルケア」などの事例について、具体的な解決方法を話し合っていきます。つまり、ここでは「工場」のように参加者それぞれが持ちよった材料から、処方せんを自分たちで作っていくのです。

 

Storeは「暮らしの保健室」や「こうみんかん(横浜)」。Factoryで作った処方せんをためておいて、困りごとがある方へそれをお渡ししていきます。つまり、ここは実際に医療機関などからの紹介や口コミで訪ねてきた方へ「社会的処方」をお渡しする場です。

 

(処方箋の提供)

・医師などの医療者からの問い合わせ・患者さんの紹介は無料です。

・暮らしの保健室にお越しいただき、情報(処方箋)の提供を行います。処方箋提供は無料になります(飲料の提供や、個室を利用しての相談を行う場合は有料となります)。

 

一般社団法人プラスケア1周年と社会処方研究所キックオフ


※キックオフは2018年4月24日に終了しました。